【品詞の種類】を制して英語の文章を推測する力を手に入れよう!

からくり英語アイキャッチ画像_4つの品詞

英語を学習する上で、品詞が何の役に立つのか分からない方は多いと思います。品詞を理解することは、文法理解をする上でも、文章を推測する上でも重要な意味を持っています。実際に「この単語は、品詞が○○だから」と説明なしに、いかなる文法の説明もできません。品詞の種類は基本的に8つに整理されたもの、9つに整理されたもの、10個に整理されたものがありますが、この記事で紹介する一覧はたったの4つです。4つだけ覚えることが出来れば、次の記事で解説予定の「5文型」の理解に必要な知識を得ることが出来ます。

品詞の一覧

  • 品詞名N01.動詞ー重要度100
  • 品詞名No2.名詞ー重要度100
  • 品詞名No3.形容詞ー重要度90
  • 品詞名No4.副詞ー重要度90

品詞をリスト化して重要度を示すと上記のようになります。

100を重要度の天井にしています。

普段何気なく品詞名を使っている人も多いと思いますが、「重要なんだ」と言う意識で英文を読んでみて下さい。

タイトルにもありますが、品詞を制するかどうかが、文章理解度が向上するかどうかに直結します。

動詞と名詞は文章の中心で基礎から学ぶときに絶対必要で、形容詞と副詞は動詞と名詞に付随するものです。

ここにリスト化されていない品詞は基礎から中級、上級へとレベルを上げていくために必要なのであってレベルに関わらず文章の理解の為には、この4つは常に付いてきます。

それでは品詞とはそもそも何なのでしょうか?

品詞とは単語レベルの働きのこと

品詞とは、文章を単語レベルに分解し、「各々の単語の働き」に注目して分類した呼び名です。

まずは単語レベルの働きを意識しながら文法を理解し、次に句や節と言ったカタマリを働きで見ることが出来れば、今後、長文が理解しやすくなります。


ここでは、4つの品詞を重要な順に解説したいと思います。

品詞名No.1 動詞(verb)

動詞の1つ目の働きは「主語の動作を伝える」「主語の状態を伝える」この2つです。

2つ目の働きは文章を文章として締めくくることです。

「吾郎はボールを打った」と言う文では「打つ」という動作を伝えています。

Goro hit the ball.

では「空は青い」の動詞は何でしょうか?

The sky blue?

「空」も「青い」も動詞ではないので、

「空青い」となり、文章になりません。

「空が青い」と言う状態を伝えるために必要なのがbe動詞です。

The sky is blue.

be動詞には「○○は××です。」の

「は」と「です」を合わせたような

状態を伝える働きが和訳に現れます。

そして、文章は必ず動詞で締めくくります。

この締めくくりの動詞は1つの文章に1つしかありません。

長文で動詞が2つある場合は、1つはこの締めくくりの動詞なので、見定めることで、文型がいち早く理解できます。

「私は吾郎がボールを打つのを見た。」では「見た」が締めくくりの動詞です。

「saw」を中心に文章を見ていくことで、

以下の2つが同じ構造だと理解でき少しずつ長い文章にも対応できるようになります。

I saw A.
私は見た、Aを

I saw Goro hit the ball.
私は見た、吾郎がボールを打つところを

吾郎がボールを打つ」と言うカタマリとAは対応しています。

つまり、単語レベルで品詞を見るかカタマリで見るかの違いだけで働きは同じです。

そして「打つ」はそのカタマリに埋もれているので締めくくりの役目をはたしていないことが分かります。

このように文章の中心になる動詞を本動詞と呼びます。

品詞名No.2名詞(noun)

名詞とは、人、物、場所など何かの名前を表す言葉です。

時には概念、活動、プロセスなどの無形のものであったり、仮説や想像上のものであったりもします。

文章の中で最も多く意識されるのもこの名詞と言っていいでしょう。

詳しくは文型で解説しますが、

主語、直接目的語、間接目的語、

主語の補語、目的語の補語

などの述語動詞以外のすべての役割を果たすことができます。

動詞のところで見てもらった例文

「吾郎がボールを打つところ」と言うカタマリも名詞のカタマリとして機能しているのです。

品詞名No.3形容詞(adjective)

形容詞とは、人や物などの「名詞について説明する」言葉です。

これを「形容詞は名詞を修飾する働きがある」と言います。

「どの○○」「○○はどんなだ」の「どの」や「どんな」が形容詞です。

形容詞は名詞以外絶対に修飾しません。

形容詞には限定用法と叙述用法があり、形容詞の位置で働きに違いがあります。

限定する、叙述するという考え方は、今後その他の品詞や、関係代名詞などの構文理解に重要な意味を持ちますので、ぜひ覚えておいて下さい。

限定用法と叙述用法

<形容詞の例>

青い、かわいい、小さな、元気な、みじめな、愚かな、

楽しい、短い、怒りっぽい、大量の、大胆な、etc.

ここに挙げた単語は「名詞を説明する働きがある」ことが分かりますよね?

<形容詞の位置①限定用法>

青い瞳、かわいい犬、小さな文字、元気な子供、みじめな僕、愚かな行為、

楽しい時間、短い髪、怒りっぽい人、大量のお金、大胆な行動、etc.

形容詞の位置は「名詞の前①」にくる場合と、

「名詞の後②」でつらつら説明する場合があります。

<形容詞の位置②叙述用法>

瞳が青い、犬がかわいい、文字が小さい、子供は元気だ、僕はみじめだ、その行為は愚かだ

あの時は楽しかった、髪が短い、彼は怒りっぽい、お金が大量だ、行動が大胆だ、etc.

①の説明の仕方を限定用法と言います。

限定用法とは、「どの○○」と限定する方法です。

青い瞳」と言う言葉を見て下さい。

世界中の人の中から、青い瞳の人だけを選び出しています。

「青い瞳の人」に属性が限定されていますよね。

これは「どんな人」と言うより「どの人」と属性を言い切っているわけです。

さらに、「青い瞳」というカタマリで見ると名詞になります。

限定しているという捉え方ができないと、a/an、theは理解できません。

そしてカタマリで見られないと、いろんな構文の理解が困難です。

②の説明の仕方は、叙述用法と言います。

「瞳が青い」と言う言葉を見て下さい。

「○○は、どんなだ」と○○の説明をしています。

その人の瞳の特徴を述べて述語と化しているのが分かります。

青い瞳の人を選出しているわけではないので、限定はしていません。

あくまでも「その人の瞳がどんなだ」と評価をしているに過ぎません

品詞名No.4副詞(adverb)

副詞とは4本来動詞を説明するという意味ですが、

4つの品詞のすべてを説明する働きがあります。

さらに副詞は、文章丸ごと修飾することもあります。

<副詞が動詞を説明する例>

青く光る、かわいらしく微笑む、元気よく挨拶する、

みじめにも失敗した、愚かにも信じた、楽しそうに笑う、

手短に言う、大量に釣れる、大胆に振る舞う、etc.

「どのように光るのか」、」「どんな様子で微笑むのか」など、動きの様子をさらに詳しく説明していますよね。これを「副詞が動詞を修飾する」と言います。

<副詞が形容詞を修飾する例>

とても速い、明らかに違う、かなり難しい、同じくらい背が高い、etc.

「どれくらい早いか」、「どのように違うか」など、形容詞に関して説明しているのが分かりますよね。これを「副詞が形容詞を修飾する」と言います。

<副詞が副詞を説明する例>

とても早く走る、ほとんどなにもない、etc.

太字は副詞、下線の副詞をより詳しく説明しています。

これを「副詞は副詞を修飾する」と言います。

因みに、「ない」は「存在する・しない」の「ない」なので動詞です。

<副詞が名詞を修飾する例>

だけ、私でさえ、etc.

副詞は名詞以外を修飾すると言われますが、厳密には違います。

only、even、alsoなどは名詞を強調する副詞です。

稀ですが、副詞は名詞も修飾します。

因みに、「稀な例」の事を「例外」と言いますが、その例外でさえ日本では知られていません。

<副詞が文章を修飾する例>

幸運なことに、ドライバーに怪我はなかった。

悲しいことに、森は脅威に晒されている。

上記例はfortunately、sadlyと言う英単語を使いますが、単語レベルの説明ではなく、文章全体を説明しています。

これを「副詞は文章を修飾する」と言います。

まとめ

4つの品詞は理解できましたか?

文型を理解するために超重要です。

品詞とは単語が持っている働きで分類したものです。

名詞は目に見えるものから、目に見えないものまで、ものの呼び名のことです。

形容詞は名詞を修飾し、副詞は形容詞、副詞、そして名詞、文章全体を修飾します。

形容詞には限定用法と叙述用法があります。

「名詞を修飾する形容詞」と「名詞を修飾する副詞」の違いは、副詞は限定用法も叙述用法も当てはまらないところです。(似ていますが、あくまでも強調と評価)

また、その都度お伝えしますが、カタマリを意識しながらカタマリ単位で捉え、文章を眺めることをお勧めします。

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