【第5文型】の動詞は第2の主語と述語を要求する他動詞

【第5文型】の動詞は第2の主語と述語を要求する他動詞

第5文型(SVOC)はO=Cの関係と言われて分かったつもりになっていませんか?実際に僕は分かった気になっていました。そもそも数学的な視点から言えばO=Oの方が、しっくりくるのに、O=Cと言われるのだから、分かりにくくて当然です。僕はO=Cと言う説明の仕方はあまりよくないと思っています。今回はイコールを使わないで第5文型(SVOC)の解説を例文も交えてしますので第5文型の本質が分かるようになると思います。文型の見分け方が分からない方には必見です。

第5文型(SVOC)の動詞VはOの状態を要求する

今回も動詞の要求について考えたいと思います。

なぜなら動詞の要求に基づいて文型が決まってくるからです。

端的に言えば、第5文型の動詞は「目的語と補語を要求する動詞」ですが、

補語の意味が、第2文型SVCのそれとは違い

概念が非常につかみづらいところなので、

補語の概念を中心に解説していきますね。

第5文型(SVOC)のCとは第2の主語の説明文

第5文型(SVOC)の代表格と言えば

「私は自分の犬をジョンと名付けた」

このような文章なのですが、

「名付ける」と言う動詞は主語の他に

何を要求していると思いますか?

英語ではこんな文章です。

I named my dog Jon.

名付けるという事は「何か」に「何か」と名づける

為に2つの名詞を要求しますよね。

2つの名詞を要求するから第5文型という事ではなくて、

2つの名詞の関係性を考えると、

ジョンは私の犬の説明だということを先ずは理解してほしいんです。

第4文型で説明した「ギブミ―チョコレート」のギブが要求した2つの名詞「私」と「チョコ」の関係性では、チョコは私の説明ではないのが分かりますよね。

「私が名付けた」の後の文章は

「My dog is Jon私の犬はジョンです」という事です。

この後ろの文章は第2文型でしたよね。

つまり連結動詞であるbe動詞の左右にある

「主人公」と「補語」を要求しているんです。

という事で、O とCの意味を言い換えすると

第5文型のOとは第2の主語(主人公)

第5文型のCとは第2の主語(主人公)のラベル

だと言えます。

第5文型(SVOC)とは何かを教える前に補語の意味を理解しよう

先程、第5文型のCとは第2の主語のラベルと言いましたが、

例文 I named my dog Jon.に於いての話で、実はそんな単純な話ではないんです。

ここから改めて補語と述語と言う考え方について説明します。

なぜなら、非常に深い上に説明不足になりがちで、

そのせいで学習者は文型の理解ができないと思うからです。

述語とは、主語以外の全部です。

ちょっと例文で説明しましょうか。

例文は次のような形式で記載します。

左:主語 /右:述語(何文型?)

Fish /swim.
魚は/泳ぐ。(第1文型)

The light / is on.
灯りが/ついている。(第1文型)

The book/ is on the table.
本が/テーブルにある。(第1文型)

I / am a student.
私は/学生です。(第2文型)

I / play baseball every day.
僕は/毎日野球をする(第3文型)

補語と言うのは文章を完成させるために必要な語句なので、主語から見れば、どんなに長い文章で、副詞を含めた要素全てを補語と言えるし、

副詞類adverbialsを除いた全部も補語complementだと言えるんです。

また、動詞から見れば主語も補語です。

言語学では補部と呼び和訳を使い分けますが、

同じcomplementです。

実際に第5文型の中では動詞でも補語と呼びます。(後述します。)

そして、第2文型では動詞を含めないものを補語と呼び、

第4文型では動詞を含めない補語を目的語と呼び、

第5文型では目的語の動詞を含めない述語を補語と

呼ぶのでややこしいのですが、この理解は重要になりますので、

この辺りの解説も交えながら例文を紹介します。

第5文型(SVOC)の例文

まずは例文と和訳を載せて、その下にOCの関係性を色分けもしながら文章にします。

We call the novel virus COVID19.
我々はその新種のウィルスをCOVID19と呼んでいる。

The novel virus is COVID19.(第2文型)

「その新種ウィルス(O)はCOVID19(C)だ。

私たちはそう呼んでいる。」ということ。

この文章の一部分には第2文型が組み込まれています。

You will find this lesson very easy.

あなたはこの講義がとても簡単だと分かるでしょう。

This lesson is very easy.

「この講義(O)がとても簡単(C)だ。

あなたはそのことに気づくでしょう。」ということ。

この文章にも第2文型が組み込まれています。

Customers must keep all of your account information current.
お客様は全てのアカウント情報を最新の状態にしておかないといけません。

All of your account information is current.

「すべてのアカウント情報(O)が最新(C)である。

お客はそのように維持する必要がある。」ということ。

同様に第2文型が組み込まれています。

I will leave the window open.

窓を開けたままにしておこう。

The window is open.

「窓(O)は開いている(C)。

僕はそのままにしておくぞ」という事。

こちらも第2文型です。

このopenは形容詞です。

人が主語なら動詞、物が主語なら形容詞として使います。

因みにcloseの形容詞はclosedなのでややこしいですね。

Don`t get me wrong.
誤解しないでね。

I am wrong.

「私が(O)悪い(C)。

そう思わないでね。」ということ。

文型には格が存在するので「私」は目的格meですが、

組み込まれた一部を取り出す時は主格なので I です。

短い文章ですが、実は第2文型が組み込まれた、第5文型です。

と言うことで、ここまでの補語と言う意味は

第2文型の補語と同じ意味です。

問題はここからです。

My parents make me clean my room.
両親が僕に自分の部屋を掃除させる。

I clean my room.

「私が(O)私の部屋を片付ける(C)。

両親がそうさせる」というと。

この文章では、述語動詞と目的語を合わせて補語と呼んでいます。
(clean my roomがないと文章が完成しないから)

つまり、第3文型が組み込まれています。

では「させる」と言う動詞の要求について考えましょう。

「私」を「幸せ」に仕向けるみたいな文章では

「名詞」と「形容詞」が要求されます。

She makes me happy.

I /am happy

ここでの補語の意味は第2文型が組み込まれているので

第2文型の補語と同じ意味です。

ただ述語の一部であるbe動詞を含まない概念というだけです。

しかし「私」を「笑う」ように仕向けるみたいに

「名詞」と「動詞」を要求する場合

I /smile.」の第1文型で述語の動詞が補語になります。

She makes me smile.
彼女が私を笑顔にさせる。

この例文ではOとCの関係が第2の主人公と動詞なので、動詞の事を補語と言っています。

そして「私が」が「部屋を掃除するよう」に

仕向けるみたいに第3文型を要求することもあります。

次に副詞類に関して考察をします。

I saw a big fish swimming in the river.
私はその川で大きな魚が泳いでいるのを見た。

A big fish /was swimming (in the river).

「大きい魚が/泳いでいた。

それを目撃した。」というとこ。

これは第1文型が進行形になった形です。

in the riverは場所を表す副詞類です。

ここでもbe動詞と副詞を省いた動詞のこと、

あるいは副詞(in the river)を含めた動詞を補語と呼びます。

I saw the light on.
灯りがついているのが見えた。

The light /was on.

「灯りが/ついている。

それが見えた。」ということ。

onは副詞です。

ここではbe動詞とセットで動詞のカタマリで「ついている」と言う意味ですが、

実際にはbe動詞は無いので、be動詞を除いた副詞が補語になっています。

第1文型のbe動詞と副詞のカタマリは

副詞だけが残り、補語になります。

副詞はどの文型の要素にも入っていません。

あくまでも動詞とセットの副詞(或いは動詞とセットの副詞表現)です。

似ていて第5文型ではないのが以下の文章です。

I saw the book on the table.
テーブルにある本が見えた。

The book/ is on the table.

「本が/テーブルにある。

それが見えた」ということ。

こちらは、be動詞とonはセットではなくbe動詞が単独です。

on the tableが副詞類で、onは前置詞です。

第1文型なのでbe動詞を除くと

I saw the book.本が見えた

という文章は第3文型です。

よって第5文型とは無関係なのです。

まとめ

SVOCの補語の意味は理解できましたか?

補語の品詞は何ですか?

という問いに対して、名詞と形容詞と

教える人がいますが、間違っています。

もう少し副詞について触れておきます。

on in at up downのような前置詞は副詞として

動詞とセットで意味を成す時があります。

この副詞を副詞辞adverbial particlesと言います。

また副詞のカタマリは文の要素の中では

修飾語modifierと呼ばれて目的語や補語とは違う扱いを受けることがあります。

しかし、「修飾語」とは意味の幅が広く

「形容詞は名詞の修飾語」とも言います。

「形容詞は名詞を修飾する」って言いますよね。

「修飾語M」と言うのはあまり良い呼び方ではありません。

だから混乱をさけるために

副詞のカタマリをadverbials(副詞類)と呼びます。

また、副詞類はadjunct(付加語)とも呼ばれますが、いずれにせよAで表すのは同じです。

SVOCのCは、Oの述語なので、Aを取り除いたものです。

そしてCはOの述語なので、CはOの説明をしています。

述語からAを除いた補語Cには、

「動詞」と「(be動詞とセットだった)副詞辞」だけではなく

「動詞とセットの副詞辞(let me wake up)」もあり得ます。

述語なので、makeのように動詞の要求によって、

SVの後ろが第2の主語とした、第1文型、第2文型、第3文型になっています

SVOVのOC第2の主語述語の関係です。

S=主語

V=第2の主語と述語を要求する他動詞

O=第2の主語

C=第2の主語に対する述語

主語イコール述語と言うのは変な話です。

述語なので、品詞は様々です。

それが、第5文型(SVOC)の特徴なのです。

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