過去進行形は進行中の動作から解釈することを知ってますか?

過去進行形アイキャッチ画像

過去形と過去進行形の違いを知っていますか?この記事にたどり着いた方は、過去進行形とは何かと言う疑問と同時に過去形との違いをはっきりさせたい考えを持っているはずです。そうすれば過去進行形の核心が掴めます。その考えは正しいです。実は明確な違いがあります。今回は過去形と過去進行形の違いを中心に過去進行形の真髄に迫ります。他のサイト記事を見てすっきりしなかった人も、今から使ってみたくなりますよ。

過去形と過去進行形の違い

基本と応用がある場合、通常は基本から学んでいくのがコツ

ですが、今回は応用からお伝えします。

というのも応用が過去進行形の他には見られない

真髄であり、他との比較がしやすいからです。

という事なので、真髄を見てから

基本を眺めてもらう事にします。

過去進行形の使い方例文解説応用

I was studying when my friend came to my house.

過去進行形と過去形が使われた文章ですが、

恐らくほとんどの方は次のように訳すでしょう。

「友達が来た時、私は勉強していた。」

実はこれ間違いではないのですが、過去進行形の

本質を掴めていない和訳なんです。

この訳し方では訳す時に不自然なことがあります

過去進行形の本質は「進行中のプロセスが遮られた

視点を伝えるので、後ろから訳すのではなく前から

進行中の動作から)解釈します。

「私が勉強していた時に友達が家にきた。」

え、だったらwhenの位置を変えた方がいいんじゃないですか?

When I was studying, my friend came to my house.

本当はこう言いたいのですが、whenの文章には進行形が使えません。

もし同じ文章を作るのであればwhileを使います。

While I was studying, my friend came to my house.
私が勉強している最中に友達が家に来た。

進行中の勉強が遮られたのが分かりますよね。

このwhileを使った文章と意味が同じになるのが、

最初に挙げた、この文章なんです。

I was studying when my friend came to my house.

最初の和訳を後ろから「友達が来た時、私は勉強している最中だった。」

としても構いませんが、前から訳せることを覚えておくと便利です。

さらに、過去進行形は遮られた後、

また続けたかどうかには

あまり関心がありません。

大事なのは私が寝ている時間と

友達が来た時間が重なっていることです。

では過去形との違いを見て見ましょう。

When I came home, my wife made dinner.

私が帰宅してから、妻が夕飯を作り始めた。(定常過去)

When I came home, my wife was making dinner.

私が帰宅したとき、妻は夕飯の最中だった。(進行過去)

上の文章はwhen過去1、過去2にすることで、

前後関係を表しています。(前回解説しましたね)

帰宅時には料理に着手していません。

下の文章は妻の動作を遮る私の動作を意味しています。

「妻が夕飯の最中に私が帰宅した」

プロセス中の主語は妻なので、一旦料理の手を止めたかどうか

実際のところ分かりませんが、「プロセスの最中」と言う視点を

遮る別の視点が理解できますよね。

そして、帰宅した時間と

料理の時間は重なっています。

こちらの文章なら、文脈からそのあとも料理を続けた

可能性が高いことが伺えますが、

文章自体にはその関心はありません。

続けたかどうかを言いたいのではなく

継続が遮られて、2つの時間が重なっている

これが本質なのです。

過去進行形の使い方例文解説基本

さて、「プロセスの最中」と言う感覚が掴めたのではないですか?

この「プロセスの最中」と言うタイムラインをイメージできれば

基本的な使い方も理解しやすいです。

では、基本的な使い方を解説します。

日本語の過去形「~した。」に対して、

「~していました。」と言うのが過去進行形です。

ただ、これでは日本語ですべてを解釈するのは難しくて、

「ピアノを弾いていました。」

I was playing the piano.

は過去進行形として成立しますが、

「ナイフを持っていました」

I was having a knife.

は成立しません。

haveなど状態動詞は進行形にはできないからです。

いずれの進行相も「動作動詞のプロセスを言う為」

にあると理解してください。

だから「~の最中だった」と言うのが過去進行形

と理解する方が幅広い動詞をカバーします。

「ナイフを持っている最中だった」

とはなかなか言わないですからね。

また、過去形が「いつどこで何をした」と言う文章に対して、

「その時何をしている最中だった」

を言う文章が過去進行形です。

「いつどこで何をした」

のタイムランにはプロセスがなく

「その時何をしている最中だった」

のタイムラインにはプロセスがありますよね。

「その時」と「何をしている最中」が併用されるからこそ、

「ある時間」が「ある進行」を妨げる視点が生じるわけです。

それでは例文です。

The kids were sleeping.
子供たちは睡眠中だった。

I was working.
私は仕事中だった。

She was reading a book.
彼女は読書中だった。

He was playing soccer.
彼はサッカーのプレイ中だった。

We were shopping.
私たちは買い物中だった。

I was taking a shower.
私はシャワー中だった。

皆さんは、恐らく過去のプロセスを

タイムラインに描けていると思いますが、

会話の中から過去進行形を取り出した文章なので、

各々だけ眺めても使い方が分からないと思います。

しかし、次のように文を加えると使い方が分かります。

The kids were sleeping, when the doorbell rang.
子供たちが睡眠中にドアベルが鳴った。

I was working when she visited my office.
私が仕事中に彼女が訪ねてきた。

She was reading a book when I talked to her.
彼女が読書中に私は話しかけた。

He was playing soccer when the ball hit in his face.
彼はサッカーのプレイ中、ボールが顔面を直撃した。

We were shopping when it rained.
私たちが買い物中に雨が降った。

I was taking a shower when the water went out. 
私のシャワー中に水が止まった。

以上のように過去のプロセスを妨げる別の過去の視点が

会話のどこかに必要だという事が分かると思います。

まとめ

如何でしたか?

「ボールが顔面を直撃した時、彼はサッカーのプレイ中だった。」

これって不自然じゃないですか?

「ボールが」から始まると何のボールが?

と言う疑問から始まります。

言いたいことの的を得ていません。

「彼はサッカーのプレイ中、ボールが顔面を直撃した」

この方がすっきりと呑み込めます。

過去進行形は

過去の出来事が「進行中のプロセスを遮る」

という時に真骨頂を発揮します。

実は、現在進行形は「進行中のプロセスを今遮る視点」

という事もでき、タイムライン上の「今」と言うマーカーが

「過去のある時点」にマーカーとして移動して

過去のプロセスを遮る視点が過去進行形である

という事も出来ます。

過去の「進行中のプロセスを遮る」文章は

過去のある時点をwhenと過去形を使って表し、

遮られたプロセスを過去進行形で表します。

When I came home, my wife made dinner.

私が帰宅してから①、妻が夕飯を作り始めた②。(定常過去)

When I came home②, my wife was making dinner①.

私が帰宅したとき、妻は夕飯の最中だった。(進行過去)

過去形と過去進行形の違いはもう明確ですよね。

過去進行形の文は料理し始めるのが先です。

過去進行形ではwhenを使わない用法もあります。

しかし、遮る視点が分かれば超簡単です。

刑事:
What were you doing at six p.m. on Sunday?
日曜日の午後6時ころ何をされていましたか?

私:
I went shopping with my wife.
妻とと買い物をしていました。

このように過去の時間に何の最中だったか言うことも出来ますし、

At that time(その時間は)を使って進行中の行動を伝えることも出来ます。

最後に質問です。

過去進行形は何時制でしょう?

分からない方は是非時制のまとめからご覧ください

次回は過去完了形を解説しますのでお楽しみに!

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