副詞の体系を一覧と例文で網羅してしまおう!(一覧表付)

副詞の種類一覧表と例文アイキャッチ画像

恐らく皆さんは副詞について単語とその意味くらいしか知らないはずです。中学高校英語を通じて副詞を体系的に教えていないので仕方がないことです。副詞は表現の幅を増やしてくれます。この記事では副詞の種類を7つに分類し,それぞれの一覧と例文をご紹介します。体系的に学ぶことで、副詞の使われ方が理解出来で、また今日からは表現力が格段にアップします。

副詞の種類

副詞を紹介する海外のサイトでは扱われている副詞の種類を7つに絞ってみました。

  1. 「頻度」を表す副詞
  2. 「様子」を表す副詞
  3. 「いつ」を表す副詞
  4. 「空間」を表す副詞
  5. 「程度」を表す副詞
  6. 「確かさ」を表す副詞
  7. 文章全体を修飾する副詞

以上7つなのですが、言い換えれば副詞の役割が7つだという事です。

つまり、副詞を使って

  1. 「頻度」を表すことが出来る
  2. 「様子」を表すことが出来る
  3. 「いつ」を表すことが出来る
  4. 「空間」を表すことが出来る
  5. 「程度」を表すことが出来る
  6. 「確かさ」を表すことが出来る
  7. 起こっていることを評価することが出来る

と言い換えることができます。

それでは順番に解説していきます。

1「頻度」を表す副詞(adverbs of frequency)

どのくらいの頻度でその動作が行われるのか、

またどのくらいの頻度でその出来事が起こるのか

を表す際に使われる副詞です。

いつもするのか?

たまに起こるのか?

稀に起きるのか?

などを表現する言葉です。

頻度を表す副詞の一覧

always, usually, normally, often, frequently, sometimes, occasionally,

rarely, seldom, never, everなど

(表)頻度の副詞のパーセンテージ

頻度を表す副詞の例文

I always have trouble remembering names.
私はいつも名前を覚えるのに苦労する。

We should never use an atomic bomb again.
原爆を2度と使ってはいけない。

He seldom writes to his father.
彼は滅多に父に手紙を書かない。

頻度を表す副詞の位置と例文はこちら

2「様子」を表す副詞(adverbs of manner)

「様態」を表す副詞と言われるものですが、簡単にいってしまえば、

「動作の様子」「状態の様子」を詳しく述べるものです。

ただ単に「走る」と言うのではなく「早く走る」のように

「走るのが早い」という様子を伝えるための「早く」や、

単に「絵が描かれている」と言うのではなく

「書かれている絵が綺麗」と、その様子を伝える「綺麗に」

と言った言葉です。

様子を表す副詞の一覧

suddenly, carefully, brilliantly, unfortunately

happily,  angrily, sadly, well, badly, hard, softlyなど。

(表)様態の副詞一例

様子を表す副詞の 例文

He runs fast.
彼は早く走る。

The picture was beautifully drawn.
その絵は綺麗に描かれていた。

She laid the child down gently.
彼女は子供をそっと寝かせた。      

様子を表す副詞の位置と例文はこちら

3「いつ」を表す副詞(adverbs of time)

あまり多くの説明は不要かと思いますが、

「今日」や「昨日」をはじめ、「もうすでに」「まだ」と言う場合も

「いつやったのか、やってないのか」と言うことですから、

「いつ」を表す副詞表現に含まれます。

「いつ」を表す副詞の一覧

today, yesterday, tomorrow, last night, every week, already, soon, finally,

eventually yet, still, lastなど

(表)「いつ」を表す副詞一覧

「いつ」を表す副詞の 例文

I haven’t finished my homework yet.
わたしはまだ宿題を終えていない。

Have you finished the work yet?
もう仕事は終わってるでしょ?

You speak first and I will speak after.
君が先に話して、僕は後で話すから。

「いつ」を表す副詞の位置と例文はこちら

4「空間」を表す副詞(adverbs of place)

「空間」を表す副詞は、それ単体で使うこともあれば、

動詞とくっついて句動詞(熟語のように)として機能もし、

また、副詞動詞がくっついて一つの意味を成す働きもします。

「空間」を表す副詞の一覧

here, there, home, in, out, over, underなど。

(表)「空間」の副詞一覧

「空間」を表す副詞の例文

I‘m home!
ただいま!(私は居る、我が家に

Come on, it’s getting on and we ought to go home.
さあ、もう時間だし、そろそろ帰ろうか。(家に移動)

If you need me, I’ll be somewhere around.
何かあったら、その辺にいるから。

「空間」を表現する副詞の位置と例文はこちら

5「程度」を表す副詞(adverbs of degree)

「程度」を表す副詞は、動詞の進行具合の「程度」や、

形容詞や副詞の「程度」を表します。

また、「ただの猫だ」「かなりの恥だ」みたいに

名詞を修飾するものもあります。

「程度」を表す副詞の一覧

(表)程度の副詞一覧(平均以上の表現)
(表)程度の副詞一覧(平均以下の表現)

一覧表は全てhttps://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/fairlyで意味を調べて作成してあります。

一般的にはveryよりextremelyの程度が大きいと

思われていますが、Cambridge Dictionaryでextremely

を引くとveryと一言だけ書かれています。

https://dictionary.cambridge.org/dictionary/english/extremely

そしてveryより上の表現はありません。

veryかextremelyと同等の意味で

使い方が違うだけです。

「程度」を表す副詞の例文

Blooming cherry blossoms are spectacularly beautiful.
咲き誇る桜の花は壮観だ(目を見張るほど美しい)。

spectacularly は意味の2つ目にextremelyと一言で書かれています。

つまり、veryと同じ程度を表し、誰が見てもbeautifulだろうという

ニュアンスが出るのはspectacularlyだという事です。

だから、「なんて綺麗な桜なんだ」という感動を伝えたいなら、

spectacularlyを使えば良いわけです。

Blooming cherry blossoms are incredibly beautiful.
咲き誇る桜の花は信じられないほど美しい。

incrediblyもextremelyだと意味の2つ目に書かれています。

つまり、veryと同じ意味で、「想像以上だ(

この世のモノとは思えない)」と言う気持ちを

伝えたい時にincrediblyを使えば言いわけです。

程度としては2つの例文とも「very非常に」なのです。

6「確かさ」を表す副詞(adverbs of certainty)

「確かさ」とは、話し手の主観に依りますが、

絶対にそうだ。

明らかにそうだ。

多分そうだ。

に見える「絶対に」「明らかに」「多分」などを表現します。

日本語では「多分」と言うと「絶対の自信がない」

と言ったニュアンスに聞こえますが、英語では

「何%くらいの確証があるのか」に依って

使い分けをします。

「確かさ」を表す副詞の一覧

(表)「確実性」の副詞一覧

「確かさ」を表す副詞の例文

She will probably come.
彼女は多分来るだろう

It will certainly rain this evening.
夕方から確実に雨が降る。

I think he will surely help you.
彼ならきっとあなたの力になってくれると思うよ。

7「文章修飾」の副詞(sentence adverbs)

これまでに出てきた副詞は特定の動詞、形容詞、名詞を修飾するのに対して、

文章修飾の副詞とは、文章の先頭につけて、文章全体を修飾します。

幸運にも○○だ

ありがたいことに○○だ

皮肉にも○○だ

○○には文章が入ります。

こういった副詞は文章全体を修飾しています。

なぜ文章全体を修飾しているのが分かるかと言うと

以下の言い換え表現だからです。

○○なのは幸運だ。

○○なのはありがたい。

○○なのは皮肉だ。

つまり文章全体を修飾することは、

起こっていることに対する評価なわけです。

文章修飾の副詞一覧

(表)文章修飾の副詞一覧

文章修飾の副詞の例文

Fortunately, no one was hurt.
幸い(にも)、誰も怪我をしなかった。

Thankfully, I feel that my job is worthwhile.
ありがたいことに、私の仕事はやりがいがあると感じている。

Ironically, it is war that has brought a great many useful inventions into being.

皮肉にも、有用な発明の多くは戦争がもたらしたものだ。

https://www.ef.com/wwen/english-resources/english-grammar/adverbs-certainty/

https://www.english-efl.com/lessons/adverbs-of-certainty/

https://convoenglish.co/adverbs-adverbs-of-certainty/

https://english4today.com/grammar-topic/adverbs-of-certainty/

まとめ

如何でしたか?

副詞には役割があるので、その役割を分類すると7つある

という事でした。

副詞表現とは、以下の7つのことが出来る表現です。

1「頻度」を表すことが出来る

2「様子」を表すことが出来る

3「いつ」を表すことが出来る

4「空間」を表すことが出来る

5「程度」を表すことが出来る

6「確かさ」を表すことが出来る

7起こっていることを評価することが出来る

になりますが、この副詞と言うのは5文型に含まれない

文の要素なのです。

SVOCのどの場所にも属しません。

つまり、動詞が要求していない要素であり、

詳細を述べるための要素です。

だからこそ、副詞表現を取り入れることで

表現の幅が増えるわけです。

また、副詞はSVOCに属さないため

いろんな場所に出現しSVOCの文型が見えにくくなる

と言う欠点もあります。

とはいえ、副詞を体系的に知っておけば、その欠点も

ある程度補えます。

副詞の位置に関しては次回解説したいと思いますので

まずは副詞の種類を把握するところから始めて見て下さい。

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